キャプテン婚活

結婚とは、とてもむずかしそうである。

相手を見つけるのも、その相手と生活を営むの難しそう。

ハードルが高いうえに、二つもある。

なので結婚をして、結婚生活を営む人たちは「勝ち組」と呼べる。

「結婚が全てではない」という正当な意見もあるとは思うけど、少なくともこの方々は負けてはいない。

正確には「勝ち点を得た組」と表現する。

勝ち点3に届いていない人でも、最低でも勝ち点1はゲットしている。

本大会への望みが繋がる勝ち点1。

これはでかい。

そしていわゆる「負け組」の人たちはまだ勝ち点が0。

勝ち点0の中にもいろんな人達がいる。

攻撃力には定評がはあるのに、ずっと勝ち点が0の人がたまにいる。

1試合に10点取ったとしても、勝ち点は0だから不思議だ。

ディフェンスがおざなりすぎではないのか。

強引に日向小次郎スタイルで突き進もうとする。

タイガーシュートで何回ゴールネットを突き破っても1点は1点だし、ディフェンスがザルなら勝ち点は0のままであることを早く学ぶ必要がある。

これと比べて「勝ち組」は違う。

勝ち点1の人たちの中には、得点が0にも関わらず、貴重な勝ち点1をもぎ取った人も大勢いる。

イタリア代表のようなディフェンス力。

得点能力は皆無だけど、守備能力はずば抜けている。

得点は0だが、失点も0。

このタイプはよく走るし、チームに尽くす。

普通の人なら「あ〜、もうライン割りそうだわ〜」と思って、走るのをやめるようなボールでも全力ダッシュしたうえに、さらにスライディングまでかます。

甲子園球児のようなガッツ溢れるプレーで常に観客を魅了する。

そして相手が優勝候補だとしても、勝ち点をゲットする時がある。

きっと本大会に進んでも好成績を残せると思うし、サポーターからの暖かい声援も鳴り止まないだろう。

かたや日向小次郎。

シュートを打つことしか頭にない。

練習でもシュー練しかしない。

走らない。

あるのは点を取る素質のみ。

それで勝てる人もいる。

20点取られても、21点取り返す人もいる。

おざなりな守備でも、得点力だけで勝利を手にしてしまうツワモノもいるにはいる。

しかし普通の小次郎クラスでは、やはり守備力も備えてないと勝ち点を得ること難しい。

でもディフェンスの練習は地味だしツライ。

今更走り込みなどもやりたくない。

幸か不幸か、生まれながらにに小次郎級の得点力を手にしてしまうと、他の練習には心が踊らない。

そもそも練習の仕方がわからない。

ストライカーとしてのプライドも邪魔をする。

この場合はどうすれば勝ち点をゲットできるのか。

簡単だ。

弱い相手と試合をすればいい。