「警察官の仕事がつらいです」

 

「仕事が辛いです。最近東京に移動になりました。まだこちらの仕事に慣れていないので、苦労することも多いのですが、それ以上に東京という土地柄が私には合いません。以前は割と田舎で勤務をしていたので、のんびりと仕事をしていましたし、人と人の繋がりがもっと強かった気がします。

私は今も昔も交番勤務なのですが、以前の職場では町の人たちの顔は大体覚えていましたし、その人たちと絆のようなものを感じることもできました。仕事のやりがいもありました。しかし今はそれを全く感じることができません。当分は東京で勤務することが決まっているらしいので、毎日が憂鬱です。どうすればいいでしょうか」

「慣れない土地で仕事を覚えるとのいうのお辛いでしょう。私も仕事柄、一箇所にとどまっていると危険が増すため、よく職場を変更するのでお気持ちはよくわかります。

さて東京での勤務が苦痛だとおっしゃっていましたが、確かに東京は人が多いし、街の人たちにも余裕があまりない。人間関係も冷たく感じるかもしれません。田舎とは違って人の心にも、家のドアにもカギがかかっていてお互い困っちゃいますよね(笑)

その場合は、慣れるまでには少し時間がかかるかもしれませんが、目的意識を変えて仕事に取り組んでみるのはどうでしょうか。以前のような穏やかな職場では、町の人たちとコミュニケーションを取ることを一番大事にしていたようですね。

では、今度は「街の人たちの安全を守ること」を一番の目的にしてみてはいかかでしょう。残念ながら東京は、日本の中では犯罪の多い場所です。しかし、だからこそ、少し不謹慎かもしれませんが、先ほど相談者さんがおっしゃていた「やりがい」があるとも言えます。

その「やりがい」を作るのが私たちです。実は、私がこの仕事している一番の理由は、おまわりさん達に「やりがい」を与える為です。盗んでいるのではなく与えているのです。私はこの仕事を福祉事業だと考えています。」

『いつも「やりがい」与えて頂いてありがとうございます。実は以前から街の人たちが、私たち公務員のことを「税金泥棒」と呼ぶのを少し気にしていました。しかし、本物の泥棒さんのお陰で、泥棒を逮捕することによって税金泥棒の汚名を返上していけます。これからもお仕事頑張って下さい』