パジャマのついて考えてみた

「赤パジャマ青パジャマ黄パジャマ茶パジャマ」

一昔前なら早口言葉といえばこの四色のパジャマか、麦を始めとする三種の生か、スゲー柿食う隣の奴と相場は決まっていた。

だけど早口三皇帝の一角であるパジャマに今、存続の危機が訪れている(柿をスゲー食う奴はまだいる)

特にスウェットではない、ボタンタイプに関しての若者のパジャマ離れが著しい。

「私の寝顔超ブスー」とか「スッピンまじブスー」などの宣伝活動に勤しむ若者の中にはまだこのタイプのパジャマを着ている人はいる。

しかしこの場合のパジャマは衣装なので、SM嬢王がガーターベルトとムチを装備するのと同じくらいの超仕事モードだと思っていい。

パジャマ離れが起きてしまう一番の理由はたぶん、普通の人は見られる可能性が少ない服にはあまりお金をかけないからだと思う。

これが下着の場合は「もしもの時」に備えてお金をかける場合もあるけど、だんだんその「もしもの時」の可能性が宝くじに当たるのと同じくらい低いことに気づき始めると、下着に投資するのをやめて宝くじに投資するようになる。

パジャマの場合は「もしも」の出番が少ない下着よりも、更にチャンスが少ないので最初から宝くじにお金が流れるしくみなっている。

どうやらファッションとしてのパジャマは魅力が薄いらしい。

では機能性から考えてみた時のパジャマはどうだろ。

残念ながら機能面においてもパジャマは弱いと言わざる得ない。

やはりボタンがネックだ。

なぜ寝るためにボタンを留めなければいけないのかが分からない。

めんどくさがってTVでも見ながらダラダラとボタンを留めてしまうと、ボタンを掛け間違がえて更に面倒なことになる。

こうなると一からやり直すハメになるし、どうせならばボタンだけではなくて人生も一緒に一からやり直したい気持ちにかられる。

もし運良く願い叶って人生を一からやり直せたとしてみよう。

それでも幼少時代を謳歌している最中に、今度は親に強制的にパジャマを着せられるハメになるだろう。

誰しもパジャマから逃れることはできない。

では幼少時代にパジャマを着て、そこでまたボタンを掛け間違えた場合、次はなにをやり直せば良いのか。

その時はパジャマが世の中に出回る前に戻り、パジャマが市場に流通するのを食い止めに行きたい。

悪は根本から根絶やにした方がいい。