「お化け屋敷デート」においての振る舞い方

­どんな人にも「初めての経験」というものはある。

バリバリのヤリチンであっても、豪腕を誇る伝説の喧嘩師だとしても、戦地で活躍をする凄腕のスナイパーだとしても「最初の一発」というものは存在する。

別に「発」でくくる必要はないのだけど、最初の経験というのは誰しもが苦戦すると思う。

いわゆる「初めてのお化け屋敷デートにおいての振る舞い方問題」もその一つ。

これは経験したものにしか分からないと思うけど(私は経験したことはない)、「デートで初めてお化け屋敷に入った場合、男は怖がるべきか」という大変ナイーブかつ重要な問題。

まず大前提として「女性側がある程度は怖がる」という必要がある。女性が怖がらないお化け屋敷なんてのは豚に真珠であり、猫に小判である。

これはうまく例えようとして、カッコつけたら失敗するという見本なので見習って欲しい。

もし、何も知らないくせにカッコつけたい場合は「人類の歴史は」とか「繰り返してきた過ち」とかを適当に散りばめた文章を作ってほしい。特に「人類」と「過ち」は強いフレーズなので覚えておいて損はない。

では「おばけ屋敷に怖がるタイプの女性」とデートに行ってお化け屋敷に入った場合、男性はどのような態度を取るのが一番望ましいのか。これは答えが二つに別れる。

「男らしく振る舞う」と「一緒に怖がる」の二つ。これ以外は論外。

まずは男らしくするパターン。男はやっぱりカッコつけたくなる。女性の前でお化けなんかビビってる姿は見せたくないし、出来ればついでに女性を守れる強さを備えていることも魅せつけておきたい。

その反対に女性と一緒に怖がるパターン。これは男らしさをアピールするよりも、相手と同じ行動をとることによって、相手と親近感が湧き、お互いの距離を縮めていく方法。

どちらも一長一短ではあるけど、どちらもやりすぎるのは良くない。

男らしくしすぎてお化けに暴力でも振るったら、事前にDV感を強くアピールすることになり女性に別の恐怖を与えることになるし、自分がお化けに怖がりすぎて「ママー!助けてー!」とでも言おうものなら相手は興ざめする。

「ママのお家に帰りたい。赤阪にあるタワマンの実家に早く帰りたーい」くらいの弱音なら逆に相手の興味を引きつけることはできるので、そこは上手にやって欲しい。

最後に、お化け屋敷にデートに行く場合、実は女性の方が気を引き締める必要がある。

驚きすぎてお化けのようになった自分の顔を相手に見せてしまったが故に、その後の二人の関係に支障をきたす場合があるから。

人類はそんな過ちを繰り返してきた。