おじいちゃん詐欺

「おじいちゃん子」

素敵な響きだと思う。

もちろん「おばあちゃん子」も素敵だ。

おじいちゃんやおばあちゃんを大事にする人は良い。

それだけでなぜかその人自身がいい人に感じる。

おじいちゃん、おばあちゃんに大事に育てられた人が犯罪に手を染める機会は少ない気がする。

オレオレ詐欺などもってのほか。

そんな立場の連中は、血の繋がった高齢者に輸血のごとくお金を分けてもらえ。

だけどそんな人達はオレオレ詐欺よりも、もっと辛辣な行為を行う。

 

「おじいちゃん子アピール」

 

これはいけない。

暴力だ。

確かにおじいちゃん子は好感度は上がる。

しかしおじいちゃん達を利用してはいけない。

許されるのはタレントのDAIGOクラスだけだ。

私がだいぶ前に飲み会をした時にこんなことがあった。

その飲み会は男女混合の緩めの合コンのような会だったと思う。

その中に一人、しきりにおじいちゃん子をアピールしている男性がいた。

その男性は自分の首から下げているネックレスを手に取り、しきりにこんな発言をしていた。

 

「これ、おじいちゃんの形見のペンダントなんだ」

 

形見ときたか。

形見は強い。

最強の武器クラス。

ドラクエでも店では売ってないレベル。

もちろん女性達に「自分の優しさ」をアピールすのが狙いだったのだろう。

しかし私の目から見る限りでは効果はイマイチそうだった。

武器がダメだったのか、武器を使う人がダメだったのかはわかない。

でも、もしこの人が「おばあちゃん子」で別の武器を使用していたらどうだっただろう。

 

「これ、おばあちゃんの形見の杖」

 

杖はユニークだ。

魔法でも使う気なのか。

「ババアの杖」と「ジジイのペンダント」を装備した魔法使いはなんとなく強そうではある。

しかし出オチ感は強い杖ではあるけど、飲み会の掴みとしては悪くない気もするので、ぜひ誰かに試して頂きたい。