露出狂の本当のスタイル

世の中の多くのことはイメージ化されていて、現実とは異なっていることが多い。

例えば、ヤクザ映画などでビール瓶で相手の頭を殴ると「パリーん」と綺麗に瓶が砕け散るけど、本当なら「ごつっ」となるだけでビジュアル的にはもっと弱いはず。

少し前に問題を起こしたお相撲さんなら、ビール瓶で叩い場合のリアルをよく知っているので、正確な描写を知りたい場合はその方に直接聞こう。

聴き方をミスると自らが被験者として「正確な描写」を体験するはめになり、部屋どころかこの世界そのものからの破門になるのでご用心。

他にも太陽や富士山の描き方だいぶイメージ下されているし、他にも「〜の味」とか「まるで本物の質感」とかも実物を知らなくても、なんとなくそれがあっている気がしてしまう。

 

 

特に「見たことがないモノ」をイメージ化されると、実物よりもそのイメージされたモノの方を本物だと思い込んでしまう傾向にある。

そのせいで「これが本物だっ!」と世間にアピールしても、イメージの方が先に浸透している為に「偽物っぽい」という烙印を押されてしまい、多くの場面で世間から被害に遭ってしまう人たちもいる。

「露出狂」もその被害に遭われている。

「露出狂の被害に遭われた人」のことではない。

もちろん被害に遭われた人たちの方がかわいそうだ。

でも現代社会では「露出狂」もある意味では被害者。

「ロングコートの下から素足がモロ出しになっている姿」のイメージが世間に定着している。

 

 

こんな凡ミスをするだろうか。

「職質カウントダウンTV」なら毎週確実に1位をゲットできるスタイル。

職質をされ「ちょっとコートの中を見せてくれるかな?」と聞かれたら、事実を隠蔽できずに「証拠」がすぐに現れるスタイル。

「大きな証拠」か「小さな証拠」かは人によってまちまちだけど、証拠は証拠。

証拠は握られたらなにもできない。

なので、こんなに「証拠」が残りやすい格好で彼らが犯行に及ぶはずがない。

そう考えると「コートに素足スタイル」で犯行に及ぶ者は少なく、たぶん多くは「ノーパンでズボンを下ろすスタイル」であると推察できる。

これなら「オラー!」と自信満々にズボンを下ろした相手が、運悪く休暇中の婦警さんだとしても「降りたズボンが急上昇。まるでズボンのエレベーター」と言ってお茶目な感じに誤魔化すことも可能になる。

でも「証拠」は見られてしまった。

婦警さんに「証拠を握られた」犯人は、一体どんな気持ちなんだろう。