ミスコンに選ばれた人の気持ち

割と昔から気になっていることがある。

それは「大学のミスコン」。

男の方の「ミスターコンテスト」もあるらしいけど、今回は女性の「ミス」の方に絞ろうと思う。

私は大学に行っていないので、憶測で考えてみることにする。

まず出馬の方法だけど、これはジャニーズの伝統である「お母さんが勝手に応募しました」みたいな感じで、友達が勝手に応募するのだろうか。

そうでもないと、顔の優れた女子が自ら立候補して、それが後から周りの友達にバレたら、十中八苦その後のスクールライフは「村八分」という後発した村落で過ごすことになる気がする。

そうなると自分をプッシュしてくれる友達が必要になるはず。

しかも強めにだ。

「〇〇ちゃんなら優勝できるから出てみなよ〜」と友達に言われたら、まず最初に「え〜無理だよ〜、私はいいよ〜」という風に遠慮をするのが普通だと思う。

その後すぐに「そうだよね。〇〇ちゃんには無理かもね」と言われたら、さすがに「やっぱり出る!」とは言いづらいし、「はぁ?!じゃあなんでさっきは進めてきたんだよ。このブースーのスーが!」という気持ちにもなるので、結局は後発した村社会でお互い過ごさなくてはいけなくなる。

その為に「一度相手に進めたら、二回断れるまでは押し通す」という最低限のマナーは守ってもらいたい。

もしくは立候補形式ではなくて、勝手に投票制で決められるという可能性もある。

では「ミスコンの候補者」という名誉ある称号を、同年代の人たちの投票によって選ばれたら、その選ばれた本人は一体どういう気持ちになるのだろうか。

すでにそういう人生に慣れてきているツワモノなら「当たり前っしょ」と思うだろうし、大学からデビューしてそれが功を奏した努力家タイプなら「当たり前。てか、気づくの遅すぎ」と思うだろう。

割とツワモノ的人生を歩んできたのに、選ばれなかった他の戦士たちの心境は複雑だと思うけど、その選ばれた戦士の中から更に真の勇者を選ぶ時の頂上決戦でも、投票制というシステムを取るのだろうか。

学生にしてはだいぶストイックな行為な気がする。

壇上にいる戦士達と、地べたにのさばっている投票する側の下民の間をマジックミラー等で仕切れば、システムもビジュアル的にも見事にプロの危ういお店とほぼ同じ感じになる気がする。

そして、めでたく「俺はアイツ」的な感情を多くの下民から集めた選ばれし勇者は、改めて「当たり前っしょ」と思うだろうし、惜しくも優勝を逃した戦士達の方は「票は数よりも質の方が大事である」という民主主義を根本から覆す理論で、「イケメンや同性の票を多く集めたの方が真の勇者エニクス」というルールを提示して、再決戦を望むかもしれない。

デモクラシーよりもキャピタリズムを信じるものなら、「多くの資金を集めた奴が勝ち」という、CDの課金具合で勝敗を決するアイドルグループのような投票形式の方がしっくりくるかもしれない。

そして、最大の疑問は「先生に投票権はあるのか」である。

もしもあるのなら、これは大事件だと思う。