「お店を辞めようか悩んでいます」

「お店を畳もうか悩んでいます。最近は売り上げも下がってきていて、私自身も今年で63歳になったので体力的にもしんどくなってきました。また、最近の若い人たちはお酒を飲む機会が減っているので、このまま続けても売り上げが下がる一方な気がします。幸い少しの貯蓄はあるので、贅沢をしなければ最低限の生活は確保できそうです。しかし店を辞めてしまうと、私には趣味などが全くないので、早くボケてしまうのではないかと心配です。どうしたら良いでしょうか」

「まず、流行り廃りが早い飲食の世界で、長く営業されてきたこと、それ自体が大変素晴らしいことだと思います。お疲れ様です。

お店を辞めるかどうかは難しい問題ですね。まず、お酒というものは、アルコールを摂取して酔うことによって、気分を高める飲み物だと私は考えています。そしてジムのトレーニングにもそれに通ずるものが実はあるのです。

走ったり、動いたりするとアドレナリンが放出されて気分が良くなります。もちろん筋肉をつけたいとか、体重を減らしたいと考えている方も多くいらっしゃいますが、それだけでは続きません。

要はトレーニングの後は気分が良くなるのです。少し酔った状態だと言えます。アルコールと同じですよね。そして鏡に映った自分を見て、もう一度酔うのです。「ここが引き締まった」とか「以前よりも若く見えるわ」とか思って自分に酔うのです。他人から見えればほとんど変わらないのにね(笑)

酔っ払うと対面にいる女性とかが三割増しで見えることがありませんか?あれと同じです(笑)なのでジムの経営と、居酒屋の経営は似ています。

どうでしょうか、ここは試しに私と一緒に「居酒屋のあるジム」というのを経営してみるというのは。まずはトレーニングでアドレナリンを出して酔う。次に鏡に映った自分を見て酔う。そして次にお酒を飲んで酔う。トレーニング後はお腹が減るのでたくさん食べるし、たくさん飲む。そして体型が元に戻るので、またジムに通う。この地獄のループ。このループに客を落とし込んで、がっぽり稼いじゃいませんか?」

「先日はありがとうございました。まさか悩みの相談して、投資話しを持ちかけられるとは思いもしませんでした。確かにこのループに人々を落とし込めばがっぽり稼げますね。しかし一つ気になるのことがあります。あなたが私の相談の返事を書いてくれている時は、お酒を飲んでいましたか?もしくはトレーニングの直後ではありませんでしたか?少し自分の考えに酔いすぎではないでしょうか」