「暑いのと寒いのどっちが好き?」「気温による」

毎日が猛烈に暑い。

毎日暑いことが分かっているのに、ついつい天気予報をチェックしてしまい「今日も最高気温は35度です」という予報を聞いて無駄に精神的なダメージを負っている。

たぶん天気予報の人が気の利いた嘘をついて「今日は30度です。35度くらいあると感じる人もいるかもしれないけど、本当は30度なんだよ。30度だお。」と念を押して言ってくれれば何となく涼しく感じると思う。病は気からである。

しかし、ここまで暑くなってしまうと東京オリンピックがどうとかの前に、多くの人に長く親しまれている「あの質問」の立ち位置の方が心配になってくる。

それは「夏と冬、どっちの方が得意?」

ここまで暑いとさすがに「夏の暑さの方が得意だぉ」と言える人も減ってくる気がするし、そもそも何でどっちかが得意ではなくてはいけないのかよく分からない。

「うんこ味のカレーと、カレー味のうんこどっちの方が好き?」と聞かれた時くらいの理不尽さを感じる。

「夏と冬、どっちが得意?」に対しては「時と場合によるし、気温にもよる」としか言えない。「最高気温40度の夏」と「最低気温10度の冬」なら多分ほとんどの人が冬の方が得意だと言うと思うし、沖縄にいる場合と北海道にいる場合では答えがだいぶ変わる。

もちろん「最近の東京の気温を基準に考える」というのが前提である場合が多いと思うので、その場合はやっぱり「夏の暑さの方が得意・・だぉ?」いう感じになってくると思う。

私の肌感覚ではあるけど、東京にいる社会人は夏が得意な人と、冬が得意な人は現時点ではちょうど半々ぐらいだと思っている。そして歳をとればとるほど夏の方が苦手な人は増える印象がある。

夏に海に行ってヌーブラヤッホーするのが好きな人もたくさんいると思うけど、やっぱりそれも歳をとると紫外線にビビり始め、あんなに愛しかった太陽を「お肌の最大の敵」と認識し始め、憎むようになり、まるで結婚生活を長く送っている夫婦ような経路を辿り、最後にはヤッホー後のヌーブラだけが残る。

そして「冬の方が得意派」には伝家の宝刀「夏は裸になっても暑いけど、冬は沢山着込めば寒くないじゃん!」がある。

これを言われると何も言い返す事はできないし、別に言い返したいとも思わない。

「うるせーなこいつ」としか思わない。