夏までに痩せなきゃ

夏が近づいてきた。

夏が近づいてきたらやらなくてはいけないのがダイエット。

アザラシ達は厳しい寒さに耐える為に分厚い皮下脂肪を己の肉体に装備しているらしい。

なので人間達は夏の前になると逆に身体の脂肪を削って体温を下げやすくして、夏の暑さを乗り越えようとするのかもしれない。

なのでそんな賢いサピエンス達は、夏が近づいてくるとこんなセリフを吐く。

 

 

「夏までに痩せなきゃ」

 

 

ライザップの餌食。

ちょっと前ならビリーズブートキャンプの餌食だし、たぶんスピードラーニングを買ってる。

英会話力と美しい肉体を得る事が出来れば国境を超えたサピエンス同士で交尾に勤しむこともできるけど、話はそんな簡単ではないと思う。

「夏までに」などと言っているということは、今は痩せてない考えて良いと思う。

そんな人は聞くだけで覚える英会話を聞いてすらない。

どんな素晴らしい英語教材でも、タンスの奥にしまっているだけでは「マンハッタン」のことを「マンハッッンーー!」と言えるようにはならない。

それでは夏の思い出が何も残らない代わりに、カードの支払いだけが残る。

でも業績予想を大幅に下方修正した結果、「自らの体質は改善できず」と叩かれまくってるライザップとかに通って、なんとか自分の体重は下方修正できる人もいる。

そんな人たちはその素敵なスタイルで所持しながら、夏を終えた時にこう思うのかもしれない。

 

 

「間に合ってよかった」

 

 

滑りこみセーフ。

良い結果を残せたらしい。

もくもくと沢山の汗をかいてきたお陰で、もっと沢山の汗をかく事に成功したのかもしれない。

昼夜問わず休まないそのストイックな姿勢は見習いたいと思うし、祝福もしてあげたいし羨ましい。

でも頑張って汗をかいてシックスパックを手に入れたのに、試合に出ることのできなかった残念なアスリートもいると思う。

「痩せても意味ないじゃん・・・」と落胆してるかもしれないけど、安心して欲しい。

あの本田圭佑は「失敗」を「チャンス」と読むらしい。

原因は他のとこにあったのかもしれない。

嫌いだとしてもまずはザコキャラと多く試合を重ねてから中ボス以上に挑むようにした方が良いと思う。

夏というシチュエーションには「分相応」という言葉が一番しっくりくる。