風俗嬢に説教する男のヤバさ

「ヤバい男」と聞いて、皆さんは一体どんな人物を思い浮かべますか。

物質的な凶器で人を傷つける男。

言葉の凶器で人の心をズタズタにする男。

空気の読めない男。

これらの男がヤバい事に間違いはないけれど、本当のヤバいのはもっと別のタイプ。

 

「風俗嬢に説教する男」

 

これはヤバい。

プレイが終わって肉体的にスッキリした後、今度は説教をかまして精神的にもスッキリしようとする。

一回の分料金で二度美味しいまるでグリコのアーモンドチョコのような姿勢はまさに狂気そのもの。

でも実はこのヤバいタイプの男たちにもいくつかの種類が存在する。

まず一番オーソドックスなのが倫理的に説教をするタイプ。

「親が知ったら悲しむぞ」とか「自分を安売りしてはいけない」などの定番の説教をする方々。

「安売りはダメ」とか言いながら値切り交渉しようとする思考回路がバグってるツワモノもいるかもしれないけど、基本的にこのタイプは害が少なめの雑魚キャラ。

もう少し手強いタイプになると技術的な説教をかましてくる。

「この値段でその程度のテクかよ」とか「プレイに気持ちがこもってない。もっと役になりきれ」などと、まるで自分が映画の監督になったかのようなスタンスでダメ出しをしてくる。

「お前の腕の方はどうなんだよ」と思ったとしてもそこは察してあげてほしい。

お金を払う側が文句をいうのはある程度はしょうがないし、容姿ではなく技術を責めているのでまだ納得もできる。

真のヤバい男となるともっとスゴイ。

その男も倫理ではなくて技術の方で文句を言ってくる。

でもさっきの映画監督と逆で、その男はプレイの上手さに対して文句を言う。

つまりこんな暴言を吐いて説教してくる。

 

 

「もう終わっちゃったじゃん」

 

 

誤算だった。

相手の気持ちが良くなるようにサカナクションくらい丁寧に丁寧に丁寧に接客をしたが故のミス。

もしくは、本当ならボディーやローに攻撃を散らして試合を楽しむところを、手を抜いたチャンピオンが格下相手に初っ端からフルスイングの右をかまして相手の股間をヌイてしまった事が原因かもしれない。

たぶん客の方は「良い状態をキープして適切な時間帯にフィニッシュ」という付き合って1年してから同棲、その半年後にお互いの両親に報告をして11月22日に入籍みたいな理想な夫婦像を描いていたんだと思う。

そう思ってたのに一回目からゴムが外れて即デキ婚。

きっとデキてしまった原因を全部嫁のせいにするのと同じように、風俗嬢に説教をかましてるのだと思う。